北海道胆振地区 和食

【むかわ町】叶寿司「ししゃも寿司と上寿司」

今回はむかわ町まで行き、柳葉魚(ししゃも)を食べてきました。
鵡川町の名物と言えば、「柳葉魚(ししゃも)」です。10月初めから、11月初旬まで漁が行われます。
そのおおよそ1ヶ月で食べられる旬の食べ物が、「ししゃも」です。
むかわ町では、この時期にししゃも祭りなど行われており、道の駅や商店街のお店で販売しております。オスとメスで価格が異なります。だいたい、オス10匹で1,100円くらいで、メス10匹で1,300円くらいで購入できます。

柳葉魚(ししゃも)について

柳葉魚(ししゃも)について調べて見ました。

柳葉魚(ししゃも)は、北海道むかわ町から釧路市にかけての太平洋岸に生息する日本固有のお魚で、サケと同じように主に海で生活し、産卵期には川を遡上し卵を産みます。近年の乱獲や気候の変動などにより、50年ほど前から急激に漁獲量が減り、一時は絶滅も危惧されました。それを心配した地元の人たちの努力で最近は3000トンほどの水揚げになっているようです。
通常よく見る「柳葉魚(ししゃも)」は、名前も形も異なります。正式にはカペリンといい、日本ではカラフトシシャモと呼んでいます。ししゃもの漁獲量が減ったときに、形や味が似ているため、代用品として目を付けられたのです。今ではノルウェーやカナダなどから年間で3万トンほど輸入されています。面白いことに、子持ちが好評だったため、メスしか輸入されていません。

どうにもむかわ町まで行かないと食べられない、柳葉魚(ししゃも)寿司があるので、現地まで行き食べに行きました。

さて、柳葉魚(ししゃも)寿司を求めて・・・

今年は11月10日頃ということで、お伺いしたお店も一安心というかんじでした。
テレビでも取材されているこの「柳葉魚(ししゃも)」です。何処が一番という訳ではありませんが、今回は相方情報に頼ることにしました。どうやらここの寿司が美味いのでということもあり、むかわ町の叶寿司さんに行きました。

平成29年 むかわ町 叶寿司 外観

宴会の客さんや、この柳葉魚(ししゃも)を目当てにいらっしゃる方々で、お店は一杯でした。偶然にもカウンター2席ほど空いていて、

時間がかかりますが、カウンターでよかったらどうぞ

と勧められたので、カウンターに座ることにしました。
目的は、柳葉魚(ししゃも)の寿司です。柳葉魚(ししゃも)寿司8貫(1,800円)と、上寿司(1人前1,300円)を二人前を頼みました。流れてくるテレビを見ると、今旬の柳葉魚(ししゃも)の特集でした。別のお店でししゃも寿司が紹介されておりました。どうやら、10月から多くの人がいらっしゃったようで、無休で店を開けていたようです。しかも訪問した日が、しやも祭りだったこともあり、ピークを迎えたようです。
まずは、ししゃも寿司が出てきました。

平成29年 むかわ町 叶寿司 ししゃも寿司

初めて食べる寿司ネタです。鮮度がすぐに落ちてしまうこのししゃもはここで味わうのが一番美味しいと感じておりましたので、少々緊張しておりました。

塩でもしょう油でもお好みで

ということで、当然両方でいただきました。
味は例えられませんね、何せ初めて食べるししゃもです。敢えて言うならば、白身魚の甘みがほんのりとして、トロのように溶けてしまいそうな味です。

平成29年 むかわ町 叶寿司 ししゃも寿司

塩で食べた方が、このししゃもの甘みが引き出せている様に感じます。しょう油でも美味しくいただけましたが、この繊細なししゃもの甘みが隠れてしまうように感じました。

いくつでも食べられるししゃも寿司

ですね。秋の旬をいただきました。
さて上寿司もということで、

平成29年 むかわ町 叶寿司 上寿司

これで、1,300円です。特上でも1,700円ですので、2,000円未満で生寿司がいただけるとは・・・素晴らしい・・・

平成29年 むかわ町 叶寿司 上寿司

今年サケが不漁と聞いており、ダイヤのようなイクラもついております。イクラなどの魚卵系は、好きではないのですが食べて見ると、

美味しい・・・

他のネタも食べて見ると、素晴らしく仕事がされた寿司でした。これだけでも大満足です。ししゃもの時期ではなくとも、訪れたいお店です。

叶寿司
住所:北海道勇払郡むかわ町末広2-80
電話:0145-42-2331
営業時間:17:00~24:00
定休日:不定休

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