山形県長井市出張ということで、麺が美味しいという情報からいろいろと調べると「むぎきり」という麺があるようで、食べたことがありませんでした。食べて見たいと思い、貸し自転車を走らせ、長井市のまち歩きマップを片手に見つけたお店がむぎきりのあるお店、池田屋本店に入りました。
むぎきりって?何だろう
この疑問を持ちつつ、黙って「むぎきり」を注文しました。麺であることはわかっています。
「むぎ」「きり」だから、冷麦に似たもんだろうと思わざるを得ません。
どう見ても、「うどん」しか見えないですよね。麺も白くどうみても「うどん」です。食べて見たら、うどんよりものどごしがいいのです。ツルツルという感覚でした。つゆもそうめんのつゆのような感じでした。
後で調べて見ると、「むぎきり」と「きりむぎ」とあり、材料が異なるようです。
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「むぎきり」と「きりむぎ」の違い
私も知らないものを食べたので調べましたが、地元では当たり前のような感じなのだろうか?
「麦切り」は、原料は大麦粉で、打ち方は切り麦と同じだが、短く切る。つゆは、蕎麦切りと同じとしているが、蕎麦切りのつゆは、うどんと同じなので、こちらも垂れ味噌のつゆとなります。薬味はうどん・切り麦と異なり、蕎麦切りと同じとあるので、花がつを、大根おろし、あさつきの類に、芥子、ワサビも加えてよしとするようです。
「切り麦」は、原料は小麦粉で、塩加減、打ち方共にうどんと同じです。ただし、うどんより細く切ります。つゆは、うどんと同様に煮抜き(茹できる)、又は垂れ味噌(みそに水を加えて煮詰め、袋でこして滴らせた汁(たれ)で、醤油が普及していなかった頃この汁がつゆとして用いられていた。)で、いずれも味噌味のつゆで食べるようです。ただし、薬味は,うどんが胡椒と梅干なのに対して、芥子(からし)、たで、柚子(ゆず)としています。
どちらにしろ、北海道にも「むぎきり」という麵はありませんので食べれただけでもいい体験させてもらいました。
住所:山形県長井市高野町2-7-2
電話:0238-88-2336
営業時間:11:00〜14:00
定休日:火曜日
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