この周辺を旅をしていて、食堂に車の駐車の絶えない所が目につきます。日高門別にある「手打ちそば」のいずみ食堂です。
相方が紹介してくれたお店ですが、「田舎そば風」ということも気になります。
以前、地元でも「田舎そば」というのを提供するお店に行きました。手打ちでしかも100%のそば粉を使用していて、黒くて太いそばというそばでした。
普段食べている蕎麦は、さらしなそば、二八そばです。(さらしなは珍しいかもしれないかな?)大抵は、「つるっ」とした感覚の蕎麦です。「田舎そば」というのは、その蕎麦を提供する側でだいぶ変わる物という認識があります。しかも蕎麦は細くなく、少々の太麺ということで、「手打ち」であり「少々太麺」ということ頭に入れて、「もり・ざる」でいただくか、「温かい」のをどちらかを選ぶかという選択に迫られます。
田舎そばの印象
以前地元で、「もり」で田舎そばを食したことがあります。あくまでも印象ですが、「もちっ」とした蕎麦で、通常にいただく二八そばの感覚で食べてはいけないのだろうと感じて来ました。
太くて、黒くて、短いのが「田舎蕎麦」という言い方をされます。田舎蕎麦の混合比率は、二八でなければならないとか、十割に限るなどの決まりは何もありません。
調べて見ましたが、「田舎そば」というジャンルは言葉上では存在しますが、イメージだけの言葉だそうです。
通常の食べている「二八そば」「九一そば」等そば粉とつなぎの割合を示したのは、非常にわかりやすいですが、ただただ「田舎そば」ということだけでは、混合比率を表す言葉のような、厳密な定義は何もないということです。
ある人が「僕は田舎蕎麦が好きなんです」と言ったとしても、その人がどのような蕎麦を指して「田舎蕎麦」と言ったのかは、さらに詳しく話を聞いてみないとわからないのです。たぶん、黒くて、太くて、もちっとしたそば何だろうと思われます。
少々脱線しましたが、このそばを「もり・ざる」か「温かい」という選択をすると、もちっとしたそばが好きな方は、「もり・ざる」を選べばいいだろうと思われます。以前そばを食する時には、まずは「もり・ざる」からという定番の考えでしたが、どの様なそばか認識した上で、「もり・ざる」か「温かい」かを選ぶ様にしております。私的に、このようなそばは「温かい」のをセレクトするのが、私の好みに合うと思います。皆さんも両方試して、好みを選んでくださいね。
かしわそばを注文
かしわそば(800円)を注文しました。もちっとしたそばと絡むつゆが美味しい・・・
ボリュームもあるので、そばだけでもいい感じです。
ここの温かいそば、今後もいろいろと食べて見たくなる様な味です。さすがに人気店だなと感じられます。
写真はありませんが、お通しの様な(無料)漬物が最初に置かれて、食べて見るとこれも美味しい漬物です。漬物は、購入することができるということで、商売のやり方も素晴らしいです。道南の方と比べると、商売の仕方がとても勉強になります。たいていは、ここと同じく漬物を出しても、販売していないという所がほとんどだと思います。何でも商売に繋げるというのは、好感度を得ています。こういうところは、マネしなければダメだろう・・
そばも美味しくいただきました。一度は食べて見る価値のそばです。
手打ちそばいずみ食堂
住所:北海道沙流郡日高町緑町41-22(国道235号線沿い)
電話:01456-2-5302
営業時間:[4~10月]11:00~20:00(ラストオーダー) [11~3月]11:00~19:00(ラストオーダー)
定休日:年始・不定休
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