北海道を中心としたランチや飲食店を食べ歩いたものを紹介するグルメ紀行です。

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閉店【北斗市】小樽なると屋久根別店「ざんぎ定食」

北斗市の国道沿いにある回転寿司が、無くなりあらたに出来たお店です。
小樽なると屋といえば、小樽では有名な「なるとの鶏」です。半身揚げの元祖と思っています。

小樽では有名なところでしたが、最近はチェーン展開もしているかと思いつつ、調べてみると別会社であるということです。
正式には、1952年創業の「有限会社若鶏時代なると」が元祖ということです。

株式会社鳴門商事が展開する「ニューなると」は、創業者の長女の夫が運営。株式会社FOOD COLLECTが展開する「小樽なると屋」は、創業者の実孫(三女の次男)が運営する。いずれものれん分けであり、別企業。グループ会社とされている。その他、網走管内で展開している「若鳥のなると」は血縁関係はないがこちらものれん分けして出店している。

若鶏時代なると、ニューなると、小樽なると屋は、別会社であるということです。

その「小樽なると屋」が、北斗市にできました。早速、行くことにしました。

様々な揚げ物が定食に

揚げ物中心のガテン系の定食屋さんというイメージです。小樽で食べる「なると」は、「寿司」と「揚げ物(半身揚げ)」というスタイルは、「若鶏時代なると」、「ニューなると」スタイルということですね。当時この「小樽のなると」を知る中では、「寿司」というイメージではなく、「鶏の半身揚げ」というイメージでしたし、来客を見ていてもほとんどが「鶏の半身揚げ」を注文していました。

今回は、半身揚げ定食ではなく、「ざんぎ定食(880円)」を注文しました。少々ボリュームがありすぎる「鶏の半身揚げ」は、価格もそれなりに1,200円でした。ランチでは価格が異なるとのも、知人から聞いており、定食のバリエーションも全て「鶏肉」というということです。

ジューシーな唐揚げで、食べやすく6個ほど付いております。

小樽なると屋 久根別店
住所:北海道北斗市東浜1丁目12−86
電話:0138-83-6147
営業時間:AM11:00~PM21:00 ラストオーダーPM20:30
定休日:不定休

北海道の「ザンギ」のウンチク等々

北海道では鶏の唐揚げを「ざんぎ」と言います。なぜと思う方もいると思います。このことは、以前の"【札幌市】中国料理 布袋「ザンギ定食」"でも書いておりますが、

中国語で「鶏の唐揚げ」を意味する言葉「ザーギー(炸鶏)」、さらに「運がつくように」という意味から「ウン(ン)」が入って「ザンギ」と命名された・・・というのが発祥店(鳥松)のご主人による説。他にも、中国語の「炸子鶏(ジャーズージー)」が訛って「ザンギ」になったという説や、鶏肉を骨ごと切る(散切り)から「ザンギ」と名付けられたという説まで、さまざまな説が飛び交っています。
また、北海道が「ザンギ」なのに対し、愛媛県では「千斬切(せんざんき)」、東予地方でも「ざんき」と地域によって呼び名はさまざま。ちなみに、戦後の北海道には中国や満州からの引揚者が多くいたため、中国語の語源が多いことも頷けますよね?

鶏肉ランドより引用

ついでに、「ザンギの歌」というのも掲載しておきます。これを聞くと、上記に記したことが練り込まれています。
インパクトがあるので、聞いた後に耳に付いてしまいますよ。聞いてみて下さい。北海道のスーパーの総菜コーナーで流れているようです。

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