何だか、札幌に美味しい味噌ラーメンの噂を聞いたのが、大学時代でした。
「札幌で一番美味しいラーメンは何処か知ってる?」
と先輩に聞かれて
「知りません、なんという名前ですか?」
と聞くと、
「たしか純蓮(じゅんれん)って書いて、すみれというラーメンが一番美味いらしい。場所までは知らない」
とのこと。インターネットが無かった時代で、ポケベルが出始めた頃です。雲を掴むような情報を確認することもなく、大学瀬から社会人になって行きます。
大学を卒業して、その噂を覚えており、札幌でふと行列の出来ているお店に目をやると、
「純蓮」
と書いてありました。噂に聞いていたお店だなと思い、後日行って見ることにしました。
確かに美味しい・・・数回ほど行きました。しばらく行っていなかった・・・
今回、行ったのは「すみれ」です。漢字ではないのです。
以前行った店と異なる店だった
記憶を辿れば、当時に行ったお店は、純蓮(じゅんれん)というお店でした。このお店を見たら、国道36号線沿いに「すみれ」というラーメン店があり、「純蓮(じゅんれん)」と勘違いしました。確か、美味しいかったイメージを持っていて、久々に食べて見るかと、相方と共に行列に並びました。
味噌ラーメンを注文
当然当時の記憶で、味噌ラーメン(870円)を注文しました。とりあえず、相方に一世風靡したお店を味わってみようと入って見たら・・・
?当時の味と違うなぁ
歴史を紐解くと・・・
10年以上前の話なので、このようなものかと思っていました。いざ、この記事を書き込む際に、調べてみたら、
その歴史は昭和39年、札幌市豊平区中の島で創業した『純連』に始まります。この店名は姓名判断をする人につけて
もらったとのことで、「すみれ」と読みます。売上げは今ひとつの状態がずっと続いたといいますが、女性店主の努力が
実り、雑誌に取り上げられるようになるなどして、次第にお客さんが増えていきました。
かくして人気店の仲間入りを果たした純連ですが、昭和57年、店主の病気により惜しまれつつ閉店することになりま
す。しかし店主は一度は引退を強く決意したものの、時間が経つにつれてあきらめきれない気持ちが高まり、翌年別の
場所(中島公園の近く)で店を再開します。以前から店名を「じゅんれん」と誤読する人が多く、その読み方が定着して
いたことから、再開を機に店名の読みを「じゅんれん」に改めました。店主は再び経営が順調に乗ったころから、店を長
男に譲ることを決意し、そして昭和62年、長男の手により、南区澄川に『純連(じゅんれん)』澄川店が開業します。こ
の澄川店はその後豊平区平岸に移転し、現在に至ります。
一方、店主の三男も長男とは別にラーメン店をやることを決意し、3か月の修業後、平成元年に純連創業の地・中の島
に『純連(すみれ)』を開業します。こうして読み方の違う2つの『純連』ができあがりましたが、それぞれ経営は完全に独
立していて、味は比較的似ているものの事実上全く別の店となっています。
Yahoojapan 知恵袋より引用
とあり、そうなのかと胸を撫で下ろしました。味は違うと感じます。
今の味噌ラーメンというイメージではなく、昔の味噌ラーメンという感じの味でした。
また機会があれば、以前の味を試して見たく「純蓮(じゅんれん)」さんに行ってみようと思います。
ラーメンはとにかく好みの分かれる食べ物です。年齢や好みで、「美味い」「不味い」の評価が出てしまいます。
自分の舌で確かめて、自分の好みで評価しておりますので、ご了承ください。
すみれ 里塚店
住所:北海道札幌市清田区里塚1条4-15-45
電話:011-375-7090
営業時間:11:00~21:00
定休日:無休